Q どんな特長があるのですか?

  A |

自然素材でできている為、素朴さ、ぬくもりが有ります。焼き物の為、腐食や変質する事が無く、とても丈夫で長持ちする素材です。たとえ古くなっても飽きの来ない、落ち着いた風合いが出てきます。


Q 原料はなんですか?

  A |

粘土と山砂のみの天然素材100%です。

当社では、江別市及び近郊の物を使用しています。


Q どうして赤いのですか?

  A |

粘土や砂の中に含まれている鉄分が、れんがを焼き上げる時に変色して赤くなります。鉄の赤サビも酸化の一種で、基本的にれんがの赤色と同じ色です。


Q 赤色以外の色はあるのですか?

  A |

粘土の中に、チタンやマンガンなどの金属を混ぜて黄色や黒っぽいれんがを作る事も出来ます。また、れんがを酸欠の状態で焼くと、中の鉄分が完全に酸化せず、鉄の元の色(黒色)が残り色むらのある、こげ茶っぽい色になります。酸欠の状態で焼く事を「還元焼き」と呼んでいます。


Q 大きさは決まっているのですか?

  A |

世界各国で、さまざまな大きさのれんが、が造られていますが、現在の日本では長さ21cm10cm厚さ6cmの物が標準とされています。

職人さんの間では、このサイズを「おなま」と呼んでおり、長さが半分の物を「半ます」、厚さが半分の物を「半ぺん」と呼んでいます。

また、長さが21cmで幅、厚さが共に6cmのサイズは「ヨーカン」と呼ばれています。


Q 大きさに、ばらつきはあるのですか?

  A |

長さで±5mm、幅で±3mm、厚さで±2.5mmのばらつきがあります。


Q どのくらい丈夫なのですか?

  A |

10円玉の面積に約1.3tの重さをかけても壊れないほど丈夫です。理論上、高さで1500m以上、25000枚積み重ねる事が可能です。


Q どういう所に使われていますか?

  A |

れんがは建物だけでなく道路や公園の舗装、最近では花壇などのガーデニング等にも使われています。


Q れんがの表面が、たまに白くなるのはどうしてですか?

  A |

11枚積み上げていく伝統的なれんが積の建物に見られる現象です。

主に目地に使われているセメント中の水溶性カルシウム分が表面に流れ出して、空気に触れた時、白い粉として現れる現象で、「白華現象(はっかげんしょう)」と呼ばれています。セメントを用いた製品には起こり得る現象で、完全に防止する方法はありませんが、もし白華が発生しても製品の欠陥ではなく耐久性が低下する事もありません。また、白い粉のような物も無害です。